AさんとX氏は大学の同級生で 二人は数年間の交際の後に結婚し､かわいい女の子にも恵まれました｡X氏は出張などで家を留守にすることが多かったのですが､Aさんは夫のことを信頼して良妻として尽くしていました｡ところが娘が3歳になったその年にX氏は妻と子供を残し､昔の恋人Bさんの家で一緒に生活を始めてしまいました｡その一年後､X氏は経済状況が変わったためもあって妻に「Bさんとは別れた､もうつきあわない｣と強調｡Aさんは娘との幸せな家庭のために復縁を了承しました｡しかし､復縁後一年足らずでAさんはX氏の行動を疑うことになりました｡一週間に一度は外泊をし､突然自分の車を売りに出したりしました｡Aさんはこんなに短い間に夫が再び不倫をするとは信じたくなかったのですが､友人にアムシスを紹介され調査を依頼しました｡この案件を取り扱ったアムシス幹部は調査を開始し､X氏は車を売ったのではなく､Bさんの名義に書き換えていたこと､Bさんのために部屋を借り毎週土曜日に泊まっていたことをつきとめました｡さらにその後アムシスの調査員は､X氏とBさんが同じ日に香港を起ち、シンガポールへ行くことまで調べあげました｡夫の再度の不倫の証拠を得るためにAさんはさらに踏み込んだ海外調査を依頼｡アムシスは提携先のシンガポールの会社と共同で二人の密接な関係の証拠をつかみました｡Aさんはその証拠をもとにX氏と離婚し､娘の親権を得ることに成功しました｡

ある会社Cは2年間の準備期間と100万香港ドルの資金を投入して､あるヨーロッパのスキンケアの香港代理販売権を取得し､大小のビューティーサロン向けて高級スキンケア商品の卸を始めました｡ところが､まだ販売を開始していないはずのビューティーサロンが同じ商品を仕入れ値より安く売っているのを知ってしまいました｡C社はそのビューティサロンが中国大陸で模造品を購入して売っていると疑い､インターネットでアムシスを知り相談を開始しました｡アムシス幹部はC社トップとの面談の後､具体的な情報を入手して調査を開始しました｡まず､模造品を販売している複数のビューティサロンを探し出しましたが､このケースは予想以上に根が深く､C社はアムシス幹部と相談の上で模造品の供給元に侵入調査を敢行しました｡一ヶ月の努力のあと調査員は十分な証拠を集めてC社に渡し、C社は権利侵害の案件として告発することに成功しました｡

Pさんはある大企業の従業員で､収入こそ少ないものの息子と娘の二人の子供を何不自由なく育て上げました｡子供たちも家族を愛し勉強家で高校の成績も常に上位でした｡娘は香港で大学に進学し､Pさんはそのことをとてもうれしく思っていました｡ところが娘は夏休みのアルバイトで新しい友達と知り合って以来反抗的になりはじめ､態度も悪く毎晩遅くに帰宅し､服装もがらりと変わってしまいました｡Pさんは娘に何が起こったのか､をつきとめたくアムシスに娘の調査を依頼しました｡アムシスは早速娘の追跡調査と､彼女に接触した人間たちの背景を調べ上げました｡

結果､娘は何人かの不良たちと付き合っていて､そのうちの数人には前科があることが判明しました｡報告を受けたPさんは妻と相談し､カウンセラーにも協力してもらってその不良たちとの交際を断ち切らせることに成功しました｡いま娘は新しい友達と知り合って楽しい学園生活を送っています｡